身の毛がよだつ誘拐未遂事件

メルボルン東部で先週、11歳の男の子が学校からの帰り道、バンに乗った見知らぬ男に「君のママに送って行くよう頼まれたから、家まで送ってあげる」と、車に乗るよう言われた。


男の子が断ると、その男は走り去った。男の子は無事に家に帰れたらしいが、あまりの恐怖で怯えていたという。かわいそうに。


もし、男がしつこく食い下がり根負けして車に乗ってしまったり、強引に車に押し込まれたり、と思うとゾッとする..。


小さい子供を持つ身として、他人事ではない。


ママパパの友人を装ったり、可愛いワンコをダシにしたり、人や物を探しているが見つからないので助けてほしいふり、他にも色々な手口があるんだろうけど、本当にあの手この手で子供を狙う変質者。



日本でも、子供を狙った犯罪は後を絶たないですよね。


犯罪者予備軍は、どこに潜んでるか分からない。


千葉県であったベトナム人の女の子殺害事件のように、顔見知りであっても警戒しなければならない(通学路の見守り活動するふりをしてターゲットを物色、なんて誰が想像しただろうか)。しかも保護者会の会長、という立場ある人間。



用心しすぎなくらい用心する、のがちょうどいい。


嫌な世の中だね。



コンピュータ作成された、男の顔写真。犯罪を犯しそうな人間って、だいたい外見が「いかにも」というかんじ。


新たな犠牲者が出る前に、早く逮捕されますように。


でも、殺人を犯したわけでもないし、男の子に危害を加えたわけでもないから、捕まった後はどうなるんだろう。すぐに釈放か?


こんなのが何食わぬ顔してその辺ウロついてるなんて恐怖でしかない。